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あ行

入会権(いりあいけん)

一定の地域の住民たちが山林や原野を共同で管理して、薪や山菜、草木を採取したり、家畜を放牧するなどして利用する慣習上の権利のことをいいます。
共有、または地役権に準ずる物権です。入会権は登記できませんが、登記がなくても第三者に対抗できます。
そのため、入会権があることを知らずに別荘を建てようとして、入会地の住民とトラブルになることもあり、山林や原野を取得する場合には入会権の有無確認が必要です。

位置指定道路(いちしていどうろ)

建築基準法上の「道路」のひとつで、新しく開発された分譲地などの幅4m以上の私道で、特定行政庁が道路位置の指定をしたものです。
ミニ開発で、袋小路状の私道の周りを建売住宅が取り囲んでいるようなケースによくある道路になります。
道路位置の指定を受けるには、公道との交差部に有効な隅切りがあること、側溝を設けること、一定以上のこう配がないことなど、特定の技術的な基準に適合することが条件で、位置指定を受けるまで建築確認は取れません。

委託管理 (いたくかんり)

管理運営の方式の一つです。
管理の主体は管理組合ですが、具体的な実務を管理組合自身でやる手間は大変です。
そこで現在のマンションの多くは管理業務を管理会社に委託しています。
業務全般をまかせてしまうのが全面委託管理。業務の一部、たとえば設備の保守点検、管理員業務など、特定のものを任せるのが部分委託管理になります。

遺贈 (いぞう)

遺言によって財産を無償で譲り渡すことをいいます。
被相続人が死亡した時点で成立します。
財産を受ける人を「受遺者」といい、遺贈の内容は、ほかの相続人の遺留分をおかさない限りは尊重されます。
遺贈の方法には「遺産の半分を与える」のように相続分を指定する「包括遺贈」と、「○○の土地を与える」のように特定の財産を指定する「特定遺贈」があります。
また「○○の面倒を見る」など特定の義務を付けた「負担付遺贈」という方法もあります。

遺産分割協議書 (いさんぶんかつきょうぎしょ)

遺産の分割方法について相続人が話し合って合意した内容を記した書類のことをいいます。
全員が同意すれば、法定相続分や遺言と異なる分割をすることもできます。
作成にあたっては、被相続人と相続人の本籍や現住所などを特定することが必要になります。
協議書には、相続人全員で署名押印して、財産はできる限り具体的に記載することがポイントになります。
不動産は所在地・面積・構造、預貯金は銀行支店名・口座番号・金額など、債務の分割内容も記載しておきます。

遺産分割 (いさんぶんかつ)

亡くなった人(被相続人)が残したすべての財産を、相続人に配分する手続きのことをいいます。
分割の方法は^筝製颪ある場合は遺言による指定遺言がないときは相続人全員による遺産分割協議6┻弔馬辰傾腓いつかない場合は家庭裁判所による調停や審判、の3種類です。分配のしかたには、財産をそのまま分ける現物分割と、不動産などを売却・現金化して分ける換価分割、どちらもできない場合の代償分割などの方法があります。

アンボンド工法 (あんぼんどこうほう)

ラーメン構造のマンションでは、床スラブがたわんだり、振動しないように小梁を入れるのが一般的で、そのため直天井の場合は室内に小梁が露出します。この小梁を無くしたのがアンボンド工法です。
床スラブにPC鋼材を通して両側から引っ張ることで、あらかじめ圧縮力(プレストレス)を与えておき、床スラブのたわみを防ぎます。小梁は出ませんが盤振動が起きる可能性があり、遮音性はやや落ちていまいます。

暗騒音(あんそうおん)

ある場所の特定の騒音について着目しているときに、その対象になる音以外の周りにある音のことをいいます。たとえば住宅で隣戸からのピアノの騒音が問題になっているとき、ピアノが鳴っていないときの周辺環境から聞こえる音が暗騒音となります。騒音の測定をする場合は対象騒音以外に暗騒音を同時に考慮します。対象の音が同じレベルでも、暗騒音が小さいと煩わしく感じやすく、暗騒音が大きいとあまり気にならない傾向にあります。

アルカリ骨材反応(あるかりこくざいはんのう)

コンクリートの劣化に関係する現象のひとつで、コンクリートに含まれるアルカリ性溶液(水酸化ナトリウムや水酸化カリウム)と特定の骨材(シリカ鉱物など)が化学反応して生成物が膨張するなどの変化が起きる結果、コンクリートを変形させたりひび割れを生じさせ、強度を低下させる状態をいいます。防止方法は、(1)アルカリシリカ反応性試験で無害の骨材を使用する(2)フライアッシュなど反応抑制効果のある混和材をセメントに入れる、などがあります。

アプローチ

不動産では3つの使い方があります。1つは、最寄り駅から現地へ行く道の状況という意味で、坂道の有無、歩道の整備状況、交通状況などが含まれます。2つめは大規模マンションで、団地の入口から各住戸の玄関までの状況を示すことです。歩行者と車の入り方、駐車場との関係などが含まれます。最後に、一戸建ての場合ですが、敷地の入口、門扉などから玄関までの状況、カーポートの配置などを示します。

アトリウム

古代ローマの住宅建築における天窓のある広間、または初期キリスト教会の前面に設けられた回廊で囲まれた中庭のことをいいます(atrium)。現代建築では、ガラス屋根などで自然の採光をとりこんだ広場状の空間や、屋根のかかった公開空地のことを指し、「屋根付きプラザ」や「内部公開空地」とも呼びます。全天候型のオープンスペースです。

頭金 (あたまきん)

住宅などを新築したり購入する場合に、建築費や購入代金のうち金融機関からの借金で支払う金額を除いた部分のことをいいます。本来は、引渡しまでに現金で用意しなければならない自己資金の一部になりますが、頭金相当額を身内の借金や社内融資などで賄うこともあります。頭金不足の人向けに、分譲住宅の売主が通常のローンに加えてノンバンクなどの「頭金クレジット」を付けることもあります。なお頭金には分割払いの最初に支払うお金という意味もあります。

アセットマネジメント (あせっとまねじめんと)

投資家のために資産(asset)を総合的に管理運営する、いわゆる投資顧問業務のことをいいます。特定の不動産にとらわれず、資産全体の組み替えを含むポートフォリオのアドバイス、実際の買収・売却請負、財務分析、資産評価、各種の契約代行などを行います。アセットマネジメント会社は、投資信託委託会社に属している資産運用のプロであるファンドマネジャーや、プロパティマネジメントをコントロールします。

アスファルト (あすふぁると)

原油からできた炭化水素化合物です。天然の状態で蒸発、酸化、重合などによってできたものを天然アスファルト(=瀝青〈れきせい〉ヨーロッパでは無機質を含まないものはビチューメンと呼ぶ)、石油精製の残りカスとしてできたものを石油アスファルトといいます。防水工事や道路舗装用材料の原料になります。厚めのフェルト類にアスファルトを塗布して着色砂をつけて板状にカットしたものをアスファルトシングルといい、屋根葺(ふ)き材に使われます。

アウトフレーム工法 (あうとふれーむこうほう)

マンションの建築工法のひとつで、柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことをいいます。または「アウトポール」ともいいます。従来、柱と梁で骨組みを支えるラーメン構造のマンションでは、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が発生したりしました。アウトフレーム工法では室内側がすっきりするので、空間を有効に使うことができます。バルコニー側と開放廊下側の両方に柱型ありますが、バルコニー側を外に出すケースが一般的になります。

IHヒーター (あいえいちひーたー)

クッキングヒーターのうち、フラット天板の一種です。磁力線の働きによって、鍋自体を発熱させて加熱調理するので熱効率が高いです。安全性が高く、微妙な温度調整が可能になります。ガスでは難しい、ごく弱い火力を保てるのも利点のひとつといえます。最近では5000kcal/hのガスバーナーに匹敵する熱量を出すものも登場しています。ただし、使える鍋の素材が鉄やステンレスなどに限られるのが難点で、金属製でもアルミや銅の鍋は使用できません。

上げ下げ窓 (あげさげまど)

上下に並んだガラスを縦枠に沿って上げ下げして開閉する形式の窓のことをいいます。下部のガラスのみ上下する窓をシングルハング窓、上下のガラスが両方とも可動する窓をダブルハング窓といいます。バランサーの働きで上がった窓の急落下を防止しています。雨仕舞いがよく、網戸も面格子も外部に設置できます。両側の壁を耐力壁にしなければならないといった構造上の理由から開口部を制限される場合でも、採光や換気を確保するために窓を設けたいとき有効です。

青色申告 (あおいろしんこく)

不動産所得、事業所得、山林所得のある人が、所得税の確定申告をするときの手続きのひとつです。申告用紙が青かったことから青色申告といわれます。青色申告をするには、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を所轄の税務署に提出し、一定の様式の帳簿を備えつけて記録・保存をする必要があります。青色申告には「青色申告特別控除」や「事業専従者給与の必要経費算入」「損失の繰越」など、白色申告にはない特典があります。

アイランド型キッチン (あいらんどがたきっちん)

キッチンの作業台を壁面から分離し、島(Island)型に設けたレイアウトを指します。主にオープンキッチンに用いられます。コンロ・シンクなどあらゆる設備をアイランドカウンターに設置することもあれば、作業台だけを独立させてアイランド状に設けることもあります。作業台を取り囲むようにして複数の人が同時に、料理を楽しみたいというケースにふさわしいレイアウトです。

応急危険度判定(おうきゅうきけんどはんてい)

地震により被災した建物がその後発生した余震等で倒壊したり、物が落下して人命に危険をおよぼす恐れがあるため、被災後すぐに応急危険度判定士が被災建物の調査を行い、その建物が使用できるか否かを判定することをいいます。罹災証明のための被害調査とは異なるものになります。

内法計算・壁心計算(うちのりけいさん・かべしんけいさん)

建物の床面積を測る時には、壁の内側を測る「内法(うちのり)計算」と、壁の中心線を基準として測る「壁芯計算」があります。内法とは、対象物の内側を測った距離のことで、マンションを登記する時にはこの計算を使います。建築確認は壁芯計算を用いるため、物件広告と登記簿の専有面積は一致しなくて、登記簿の方が小さくなります。気をつけなければいけないのが、融資を受ける場合や税金の軽減措置を受ける場合で、公的融資を受ける時には壁芯計算で判断されますが、税金の軽減措置の多くは内法計算で判断されます。わずかな違いで、減税の対象から外れることもあるので、登記簿の数値に注意しておかなければなりません。一戸建て住宅の場合は、建築確認、登記とともに、壁芯計算で算出します。

請負契約(うけおいけいやく)

請負人がある一定の仕事を完成させ、注文者がこれに報酬を支払う契約をいいます(民法632条)。
一般的には建物の建築や土木工事など有形的な仕事について締結されます。注文者は完成した目的物の引渡しを受けるのと同時に報酬を払います(同法633条)。
これに瑕疵があれば修補や損害賠償の請求ができます(同法634条)。
また、注文者は仕事が完成するまでならいつでも請負人の損害を賠償して契約を解除することができます(同法641条)。
なお、土木建築等の業者との請負契約については、紛争予防のため必ず法定の内容の書面(通常は契約書)を作成交付しなければならず(建設業法19条)、工事について紛争を生じたときは、建設工事紛争審査会でもその解決を図る途が開かれています(同法25条以下)。

一般媒介契約(いっぱんばいかいけいやく)

媒介契約の一類型で、依頼者が他の宅建業者に、重ねて媒介や代理を依頼することが許されるもののことをいいます。自らが買主を探すことも制限されません。宅建業者に指定流通機構への物件登録を依頼できますが、成約に向けての積極的努力義務、業務処理の報告義務はありません。また、一般媒介契約には、他に依頼した業者名を明らかにする明示型とこれを明らかにしない非明示型とがあります。媒介契約は他に専属専任媒介契約、専任媒介契約があります。

違反建築物(いはんけんちくぶつ)

建築基準法またはこれに基づく法令、もしくは条例の規定に違反して建築された建築物、およびいったん適法な状態で建築されながら、その後の大規模な増・改築、用途変更等の結果、違法となった建築物をいいます。特定行政庁は、違反建築物の建築主、工事の請負人または現場管理者、当該建築物の所有者等に対して、工事の施工停止を命じ、または当該建築物の除却、移転、改築、使用禁止等、当該違反の是正のために必要な措置をとることを命ずることができきます(建基法9条)。違反建築物の売買に関する広告をする場合で、再建築が不可能な場合は、「再建築不可」と表示することが義務づけられています。

移転登記(いてんとうき)

ある権利を有した人から他の人へその権利が移転したことによってなされる登記をいう、記入登記のひとつです。記入登記とは登記をその内容によって分類した場合のひとつで、新しい登記事項が生じた場合これを登記簿に記入することを目的としてなすものをいい、ほかに表示登記、保存登記、設定登記および処分制限の登記がこれに属します。移転登記は、附従性を持つ地役権を除き、登記できるすべての権利についてなされます。なお、所有権の移転登記は主登記でなされ、所有権以外の権利の移転登記は附記登記でなされています。

アフターサービス

アフターサービスの内容と保証期間については売主によって異なります。建物の部位ごとに数十項目にわたって細かく決めているケースと、主要構造部とそれ以外というふうに簡単なケースなどさまざまです。また、アフターサービス以外にも売主が発見できなかった欠陥(法律用語では「隠れた瑕疵」という)については不動産会社が売主の場合、引渡し後2年以内に発見されたものについては、売主が責任を負うことが法律で定められています。

青田売り(あおたうり)

元来は「稲が十分に成熟しないうちに収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること」の意味ですが、不動産業界においては、未完成の宅地あるいは建物の売買等をいいます。青田売りについては、宅建業法により広告の開始時期の制限(同法33条)、工事完了時における形状・構造等の書面による説明(同法35条1項5号)、契約締結等の時期の制限(同法36条)、手付金等の保全(同法41条)の規制を受けます。

温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)

用を足した後、温水がノズルから噴き出しておしりを洗浄する便座です。便座に暖房機能が付いたタイプ、温風が出て洗浄後のおしりを乾燥できる機能が付いたタイプ、ビデ洗浄やマッサージ機能が付いたタイプ、用便後の臭いを除去する脱臭機能が付いたタイプなど、多彩な商品があります。最近の新築マンションの中には、最初から温水洗浄便座が付いた物件もあります。※ちなみに、「ウォシュレット」は商品名。

オプション

分譲住宅(マンション)で最初から決まっている標準的な設備や仕様以外の設備や部品、仕上げのことをオプションといいます。基本的には別途費用を払って、設備や部品などを加えたり、取り替えたりします。モデルルームに行くと、オプションにはシールなどを貼って示しているところがあります。

追い焚き機能(おいだききのう)

浴槽に入れたお湯がさめた場合、もう一度沸かし直せる機能です。以前は高温差し湯機能のみだったが最近では、お湯が冷めたり、水位が下がったりすると感知して、自動的に適温、適量に戻す全自動機能プリオールオートを備えた浴槽もあります。

オール電化システム

冷暖房から調理器具まで、住戸内のすべてのエネルギー源を電気に頼るシステムのことです。ガスと比較すれば、まだなじみが薄いですが、空気を汚さず、ガス漏れのような事故を妨げるのがメリットです。超高層マンションなどで採用されることが多く、1人暮らしの高齢者や、火事になった場合に消防車の放水が届かないような高層階居住者には安心できるシステムといえます。

オープンキッチン

ダイニングとの間を壁等で遮断されていないキッチンです。人に見せるキッチンのことをいいます。

オートライト

玄関等で、足を一歩踏み入れると、センサーが作動して、自動的に照明がつきます。暗い中でスイッチを探したり、つまずく心配が少ないです。

オートロック

マンションなどで、エントランスのドアの開錠を暗証番号や鍵、または室内からの操作によっておこなうシステムのことをいいます。

エレベーターコア方式

建物の中心部にエレベーターがあり、そのエレベーターを囲むように住戸を設置する方法です。廊下のスペースを減らすことができ、ある住戸の前だけ通行量が多くなるような事態を避けることができます。

エクステリア

本来は「外側」「外観」の意味です。インテリア(室内装備)の対語で、外壁、門柱や塀、フェンス、植栽などを含めた家の外側全体をいいます。

内断熱(うちだんねつ)

建物の断熱方法の一つで外壁の室内側に断熱材を貼るものを「内断熱」といい、外壁の外側に断熱材を貼る外断熱と区別するために用います。

ウォーターハンマー

主に建物内にある水の通った配管で、水流が急激に停止する時に発生する振動と音がハンマーで叩いた様に聞こえることを指します。

ウォークインクローゼット

歩いて中に入れる大型の収納スペースのことです。

板ダタミ(いただたみ)

1.板に畳表を張った畳。床の間に用います。2.畳を敷き詰めて半端な部分を板張りにすること。またはそうした板床のことをいいます。

アンボンド工法

鉄筋コンクリート造の床スラブにピアノ線状の鋼材を通して引張ることで強度を増し、通常必要な梁を無くすことが出来る工法です。

アンダーレイ

カーペットやCFシートの下に敷く下地材のことです。柔軟性をもたせ遮音効果を高めるメリットがありあります。

アルコーブ

壁をくぼませることによってできる空間のことです。

アスベスト

繊維状の性質をもつ鉱物のことで、一般に石綿を呼ばれます。耐火性にすぐれた建築材料として昭和30年多く用いられたが、発ガン性物質として近年危険度が改めて問われています。

足元温風機(あしもとおんぷうき)

キッチンユニットや洗面所の下に収まるスリムタイプの暖房器具のことです。「ファンコンベクター」ともいいます。温風が吹き出すので、足もとから冷え込む冬には大変便利です。タイマーがついたタイプやセンサーが温度差を自動的にキャッチするなど、多機能な商品が揃っています。熱源は、電気やガス、温水タイプなどいろいろあります。

上がり框(あがりかまち)

玄関の上がり口は、土間床との段差がついていて、靴を着脱するときの腰掛け代わりに使われていました。今ではあまり段差がなくなってきたが、段差の高い方の床に取りつける横木を上がり框といいます。最近のハイグレードマンションでは天然大理石などを使うことが多いです。

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